体表の感染症でお困りの方へ
傷口・皮膚・軟部組織の感染
皮膚や体表の感染症は、軽度なものから重症化しやすいものまでさまざまです。「傷口が赤く腫れている」「痛みが続く」「膿が出ている」などの症状がある場合、感染が広がる前に適切な治療を受けることが重要です。
主な体表の感染症と治療法
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
皮膚の奥深くまで細菌が感染し、赤み・腫れ・痛み・発熱などを引き起こします。放置すると感染が広がり、重症化することがあるため、早期の抗生剤治療が必要です。
とびひ(伝染性膿痂疹)
小さな傷や虫刺されから細菌が入り込み、水ぶくれやかさぶたが広がる感染症です。特にお子様に多く、家族内で感染することもあります。症状に応じて、抗菌薬の塗布や内服治療を行います。
傷口の化膿(外傷感染)
切り傷やすり傷に細菌が感染し、赤く腫れたり、膿がたまることがあります。適切な消毒と抗生剤治療を行い、必要に応じて膿を排出する処置を行います。
膿瘍(のうよう)
体内に膿がたまる感染症で、皮膚の下にしこりのような腫れを感じることがあります。自然に治ることは少なく、切開して膿を排出する処置が必要になる場合があります。
爪周囲炎(ひょう疽)
爪の周りが赤く腫れ、膿がたまる感染症です。放置すると爪の変形や深部感染につながるため、抗菌薬や排膿処置が必要になります。
当クリニックの治療の特徴
- 軽症から重症まで幅広く対応し、必要に応じて外科的処置を行います。
- 迅速な診断と適切な抗菌薬治療で感染の拡大を防ぎます。
- 慢性的に繰り返す感染症もご相談可能(糖尿病や免疫低下が関連する場合も)。
- 「この傷、大丈夫かな?」「赤く腫れてきたけど放っておいていい?」といったお悩みがあれば、お早めにご相談ください。適切な処置を行い、感染の悪化を防ぎます。